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【学び】ニーナの「なんで?」を3回くりかえす練習
2026-09-02公開
「なんで?」と1回聞いて終わるか、3回くりかえすか。同じ質問でも、深さがまるで変わる。理科や社会の学習にもつながる、考えを掘り下げる練習方法。
ニーナの口ぐせは「なんで?」だ。パパはよく困っているが、実はこの「なんで?」を3回くりかえすと、考える力の練習になる。今日はその方法を紹介したい。
【1回目の「なんで?」】
ニーナ「なんでコーヒーは茶色いの?」
パパ「火を入れて煎ったからだよ」
たいていの会話は、ここで終わる。答えが返ってきて、なるほどで終わる。でも、ここからが本番だ。
【2回目の「なんで?」】
ニーナ「なんで火を入れると茶色くなるの?」
パパ「中の甘い成分が焦げるからだね。ホットケーキの縁が茶色くなるのと同じだよ」
1回目より深いところに来た。しかも、コーヒーとホットケーキという別々のものが、同じ理由でつながった。これは1回でやめていたら気づけなかった。
【3回目の「なんで?」】
ニーナ「なんでホットケーキも同じなの?」
パパ「どっちにも、甘い成分が入ってるからだよ」
ここでようやく、「焦げると茶色くなって、いい匂いがする」という、食べ物に共通するルールにたどり着いた。パンも、たまねぎを炒めたときも、同じことが起きている。1つの疑問が、たくさんの場面につながった。
【なぜ3回なのか】
1回だと、その場の答えで終わる。2回で、少し理由に近づく。3回目くらいで、他のことにも当てはまる考え方が見えてくることが多い。もちろん4回でも5回でもいい。回数はきっかけで、大事なのは「答えをもらったら、そこでもう一度聞いてみる」という癖のほうだ。
【おうちの方へのお願いがひとつ】
3回目くらいになると、大人でも答えられなくなることがある。そのときは「分からない」と正直に言ってしまってかまわない。むしろ、そこから一緒に調べる時間のほうが、正しい答えを即答されるより、ずっと記憶に残る。パパもよく「分からん」と言って、ニーナと一緒に本を開いている。
答えられない質問が出てきたら、それはいい質問だった、というサインだと思ってほしい。
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